関節唇損傷・上腕骨骨頭の骨折/投球障害の症例

西条農業野球部 高橋昂佑投手

主訴

肩の痛みで投げられない

関節唇損傷・上腕骨骨頭の骨折

 

きっかけ

3ヶ月前に帰塁の際にベースに手と腕を突いて損傷・骨折

 

施術前の状態

・変化球を投げられない、ストレートも3割程度で痛い

・バッターを相手に投げると特に痛い

・病院で、夏の大会はあきらめて手術を勧められる

・肩の抜け感とズキズキと痛む(キャッチボールでも)

 

ご本人の希望

1ヶ月後の夏の大会で投げたい

 

初回の評価(Before)

・MAXの痛みを10:8〜9/10(ズキズキとした痛み)

・腕を振ると肩の抜け感

・テイクバックからリリース、フォロースルーまで、

右の指先〜右肩、肩甲骨の強い筋緊張

 

 

仮説

ケガをしたところを過剰に守るため、

肩〜指先の筋緊張が強い

 

施術

•投球時の筋緊張を徐々に解除していく

2回目施術前

・キャッチボールが痛みなくできた

・ブルペンで6割なら痛みなく投げられた

3回目施術前

・ブルペンで8割で投げられた。変化球もOK

5回目施術前

・試合で打者相手に投げれた

・打者が相手だと恐怖感(肩が抜けないか)あり

7回目施術前(施術開始1ヶ月後)

・6割は何球でも投げられるように

・8割は抜ける不安があるが、痛みはなし

 

 

その後の夏の大会の経過

最後の夏の大会でベンチ入りに間に合い、

1回戦で先発、6回まで投げ切っていました。

 

本人のご感想

「投げられるようになるとは思いませんでした」

「大会に出られそうで良かったです」

 

まとめ

夏の大会で投げるのを

あきらめていたところ、

チームメイトからの紹介で

来院されました。

1回目の施術で

キャッチボールができるようになり、

初回の施術、2週間後には、

試合で投げられるようになり、

ベンチ入り。

夏の大会では、

先発で6回まで投げて

あきらめていた夏の大会も

出場することができました。

大ケガで損傷も骨折もありましたが、

痛みは、筋肉の緊張からですので、

投げる時の肩や腕の

筋緊張を抜いてあげることで、

ズキズキした痛みはなくなりました。

施術開始から夏の大会まで

1ヶ月しかありませんでしたが、

間に合ってよかったです。

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