中学生の野球肘・野球肩の症例

中学生軟式野球 K.D君

 

来店動機

 

投手とキャッチャーをやっていて2ヶ月前から右肘の痛み。

病院で野球肘と診断され安静を指示される。

1ヶ月休んだが、その後復帰しても痛みが再発するのでご来院。

 

 

 

カウンセリング

 

ケガのきっかけ

 

特にわからず。

 

どのような時に痛むか

 

ボールを投げると肘がズキっと痛む。

時々、肩にも痛みが走る時がある。

 

 

身体所見と施術、経過

 

初回施術

 

《原因》

 

右軸足の不安定感を肘や肩でバランスをとり、負担がかかっている。

ピッチャーとキャッチャーをやり、毎日かなり球数を投げているため、背中や腰にも負担がかかっている。

 

《施術内容》

  1. 左脚全体の筋緊張緩和で軸足を安定させる
  2. 背中の筋緊張緩和
  3. 右肩と右肘の筋緊張緩和

 

 

 

2回目施術(初回から3日後)

肘の痛みは、ほぼ気にならなくなった。

肘より肩の方が痛む。

 

《施術内容》

 

1回目施術と同様+全身バランス調整

 

 

4回目の施術(初回から10日後)

肩の痛みが、初回の痛みを10だとすると2の痛み。

 

《施術内容》

 

全身バランス調整+腹圧指導

 

 

5回目の施術(初回から14日後)

肩も肘も痛みが出なくなる。

ピッチングもキャッチャー時も全力で投げても痛みゼロに。

軸足も安定しているので、肘や肩の”筋肉の緊張”もなくなりました。

 

 

ケガ前に比べて

・ボールが走るようになった

・低めにコントロールできる回数が増えた

とご本人が感想を言われていました。

 

 

院長のコメント

 

野球肘や野球肩は、休んで改善するより、きちんと施術をした方が早く改善します。

なぜなら、フォームや投げすぎの問題より先に身体の負担(使い方)の問題があるからです。

K .D君の場合も1日80球投げ込み、かつキャッチャーとしての返球動作もあるので、毎日かなりの球数を投げています。

その練習を毎日しながらの施術で、フォーム修正をすることなく、痛みが改善されました

今回のケースも施術前と施術後では、明らかにフォームが変わりました。

投球動作時の身体の負担を取り除くと、自然とフォームが修正されていきます。

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スポーツ整体 和光