施術方法について

ケガや痛み、不調の原因

関節と筋肉は、お互いが関連して働いています。

  • 筋肉が強く緊張すると、骨が一方向に引っ張られて関節がズレる
  • 外傷など関節がズレると、関節を安定させようと周りの筋肉が緊張する

このように筋肉の過剰な緊張が、身体全体のバランスを崩し症状の原因になります

ただ症状を改善するためには、関節のアプローチも必要です。

関節のヅレを正しい位置に戻す施術で、関節周りの筋肉の緊張も改善するからです。

関節も筋肉も正確に改善することが、なかなか改善しない症状を改善へ導きます。

身体全体を見る理由

当院の施術では、「ある筋肉の緊張を改善する」という部分の施術でも、他の筋肉の筋緊張を見て、確認しながら施術します。

例えば、

・スクワットの動作で肩の筋肉が緊張するパターンのある方

・ボールのリリース動作を行うと、足首が緊張するパターンのある方

など、人それぞれ動作やフォームで間違った緊張パターンを形成しています。

このような場合は、

・スクワット動作での筋緊張を改善して、肩の筋緊張も改善しているか

・ボールのリリース動作の筋緊張を改善して、足首の筋緊張も改善しているか

といったように身体全体の筋緊張も改善しているのかを確認します。

この動作やフォームでの身体のあちこちにある間違った緊張パターンを改善することが、再発を防ぎながらの確実な症状の改善につながります

施術方法

当院は、筋肉の緊張を改善する専門のスポーツ整体でケガや痛み、不調を改善します。

また、筋肉が厚く大きいアスリートにも「しっかり効く施術」で、なおかつ施術後のすぐの再発やしんどさのない「身体に負担のない施術」です。

この施術の結果と内容の両方で、多くのアスリートに選ばれています。

【関節のアプローチのやり方】

外傷などによる関節のズレは、

  1. 上下左右のズレ
  2. ねじれのズレ

があります。

これらのズレは、ほっておくと関節周りの筋肉を過剰に緊張させ固くします。

当院は、このヅレを改善する際に

筋肉の緊張が改善する位置に関節を合わせる

という繊細な技術を使って施術をします。

筋肉の緊張が確実に改善すると、脳が安心してそれを維持しようと働きます。

一方、筋肉の緊張の改善を無視して関節の施術をすると、筋肉の緊張を生みます。

その場合、改善したように感じても、すぐに再発します。

関節のヅレを的確な位置に合わせ、筋肉の緊張がきちんと改善したことを脳が判断すれば、すぐの再発もなく症状が改善していきます。

【筋肉へのアプローチのやり方】

筋肉には、

  1. 緊張の強さ
  2. 緊張している方向

があります。

当院では、この筋肉が

・どれくらい強く緊張しているか

・どの方向で引っ張られて緊張しているのか

を感知して、施術の力加減と方向を決めて丁寧に緩めます

施術の強さや方向を間違うと

筋肉は、刺激の強さや動かす方向にとても敏感に「緊張したり」「緩んだり」します。

自分の身体を守るために緊張し、その必要のない場合は緩むことを脳と身体が精査しながら判断して反応しています。

筋肉が緊張したままの場合は、

・施術が痛い、あるいは効かない

・施術後すぐに症状が再発(いわゆる”戻る”)

・施術後にしんどい、だるい

・施術後、動きづらい

などが起こります。

当院は、そのようなことが起きないように細心の注意と緩んでいるのを確認しながら、施術を行います

筋肉がきちんと緩むことで、

・関節運動もしやすくなる

・身体全体が連動して動くようになる

などが可能となります。

また、全体を使えて部分ばかりに負担がかからなくなります。

まとめ

これら関節と筋肉の両方の施術をすることで、無理なく効率よく身体を使えて、ケガや痛み、不調が早く改善します。

また、さらに関節の負担や筋肉の力み、緊張が減っていくと、身体の使い方が向上して、実力を発揮できる身体になっていきます。

事例

肘の手術後の可動域低下、伸び悩み

近畿大学工学部硬式野球部 投手の事例

お悩み

2年前の右肘の手術後から肘の可動域が低下し、伸び悩む。

原因

左足のステップと同時に右腕全体(特に前腕)に緊張が出る

施術

左ステップ足の着地と同時に起こる左足の筋肉の緊張を改善。

その後、右腕全体の緊張を施術をして改善。

改善結果

・手術した肘の可動域が回復し、多い球数を投げてもハリが少なくなった

・球のキレと伸びが大幅に向上

・コントロールが良くなり低めに集まるように

・スタミナが向上(9回まで投げられるように)

・切り替えが早くメンタル面にも変化があった

背中のハリが1ヶ月以上取れない

府中広島2000ヤング 投手の事例

お悩み

右の背中のハリが1ヶ月間取れない、ボールが高めに浮く、疲れやすい

原因

・胸郭周りの筋肉の緊張、自由度が失われている

・軸足が不安定

施術

胸郭全体の筋緊張を改善

軸足の安定のために筋緊張を改善

改善結果

・1回の施術で背中のハリが出なくなった

・コントロールがアップして低めに集まるように

・変化球のキレ向上

・疲れも気にならない

・軸足の「ワレ」ができるようになった

・試合で結果が出るようになった

スポーツ整体 和光