1年前から練習中や練習後に腰がピキっと痛い症例

崇徳高校女子体操部 酒井 心春選手(高3)

 

【来店動機】

高1のインターハイ予選後からケガが絶えない

1年前から練習中や練習後に腰がピキっと痛い

他の施術に行っても痛みが改善しない

「体操で腰を反らして痛い動きを改善したい」(特に床)

「ケガを治してインターハイに出場したい」

 

【腰痛のきっかけ】

「左膝の靭帯断裂、半月板損傷をかばい

右に体重がかかっている気がする」

 

【どのような時に痛むか】

「特に床で腰を反らす動きが痛い」

「練習後も腰が痛い」

 

【身体所見と施術、経過】

◯初回施術 2025.1.18

 

 

《原因》

右足に重心をかけるとバランスが取れない

右半身の筋緊張が強い

《施術内容》

1.全身の筋緊張をリリース

2.腰を反らす動きでの右半身の筋緊張をリリース

 

◯2回目施術時 2025.1.29(11日後)

「腰の痛みが反らしてもなくなりました」

「以前からある右肩のひっかかりが気になります」

 

《施術内容》

1.全身の筋緊張をリリース

2.倒立時の右半身の筋緊張をリリース

(その後の経過は、次回投稿)

 

【酒井選手のご感想】

「施術を一度受けて、その次の日の練習から腰がすごく軽くなって、動かしやすくなって、競技全体のパフォーマンスがグッと上がった」

「施術を受けてからは、腰に不安がなくなったし、腰だけじゃなく体全体が疲れにくくなった」

 

【解説】

2年前のインターハイ予選後から

ケガが絶え間なく

1年前から腰の痛みが改善しない症例です。

ケガが長引いて、

なかなか改善しない場合は、

1.筋緊張が強く抜けない

2.交感神経優位な状態からずっと脱しない

3.動作での筋緊張が改善していない

おおまかに言うと

この3つです。

身体の力を抜くことが大事ですが、

一度強い筋緊張が抜けずにいると

脳は、

「どこの筋肉をどう抜いていいのか?」

が、わからなくなります。

「緊張することが、正しい」

と誤作動を起こしてしまうのです。

日常でずっと力を入れていると

疲れるように

力を抜いて→力を入れる

というシンプルな仕組みが

ある時から乱れるのです。

その

力を抜いて→力を一瞬だけ入れて→また力を抜く

というサイクルを取り戻すことが、

当院の施術です。

酒井選手の場合、

左膝の靭帯断裂

左膝の半月板損傷

という大ケガをされているため、

無意識に膝をかばおうと

あらゆる筋肉が緊張していました。

特に左だけでなく、

右脚全体も筋緊張が現れた時に

腰が痛くなったようです。

腰の痛みは、1回で改善されましたが、

次は

・右肩の痛み

その次は、

・膝の手術後の後遺症

を改善する予定です。

高3のためインターハイ出場は、

最後のチャンスです。

しっかりとサポートする予定です。

スポーツ整体 和光