レスリングの寝技時の腰痛

レスリングの腰痛症例
賀茂高校レスリング部 福田 力選手

 

来店動機

1週間前から寝技時にズキズキする腰痛

3週間後に国体があるので、それまでに治したいとのこと

 

 

 

 

腰痛のきっかけ

 

特にわからず。

 

どのような時に痛むか

 

寝技時に痛み。

腰を曲げたり伸ばしても痛み。

 

 

身体所見と施術、経過

 

初回施術

《原因》

 

 

 

1.左肩から背筋群

に負担がかかっている。

その部分をうまく使えないため、寝技時に腰を過剰に使い痛み。

 

《施術内容》

  1. 左肩、背筋群の筋・関節調整を行いうまく使えるように
  2. 骨盤の調整

 

 

 

2回目施術(初回から4日後)

2日間ほど「腰の痛みは、なかった」とのこと。

その後、練習時に相手から腰を持って投げられて痛み。

1回目の腰痛と違い、骨盤の奥が痛むとのこと。

 

《施術内容》

  1. 骨盤の歪み改善
  2. 全身バランス調整

 

 

3回目の施術(初回から10日後)

痛みがほとんどなくなり、練習中に腰を痛めても起きたら治っているとのこと。

 

《施術内容》

2回目と同じ施術

 

4回目の施術(初回から14日後)

痛みがゼロに。

痛める前より、かなり調子が良いとのこと。

 

ご本人のご感想

腰が痛くてネットで見つけて来てみると、腰の痛みが良くなって、身体が動きやすくなった。

寝技の練習で腰を痛めたときも、痛みが取れて、身体の動きが良くなり、次の日から激しい合宿にも参加できた。

体のストレスがなくなって、とても楽になり、レスリング技術が上がったり、力が良い感じで使えるようになった。

また筋トレの正しいやり方も教えて頂いて、ケガの防止にもつながりました。

 

 

院長のコメント

寝技で痛む場合は、寝技の態勢でどこに負担がかかっているのかを観るのが、大切です。

立っている時と座っている時、うつ伏せの時など、身体の負担のかかり方は、どれも違うからです。

「立ってレスリングをしている時は、さほど気にならないのに寝技をした途端に痛む」

ということは、寝ている態勢に問題があるのです。

今回のケースでは、寝技時のみ背筋や肩に負担がかかっていましたが、その負担を改善してバランスを調整するだけで、痛みがかなり引いたようです。

・痛み以外のどこに無自覚の負担がかかっているのか?

・どこをうまく使えずに負担がかかっているのか?

それを見つけることが、早い改善につながります。

スポーツ整体 和光