バスケの試合中での打撲

中学生バスケットクラブチーム所属 K.G様

 

来店動機

 

膝近くの太ももが腫れて、歩くのも痛い。

試合が続くので、早期復帰したい。

 

 

 

カウンセリング

 

ケガのきっかけ

 

試合中、相手の膝が左太ももに入り「打撲の可能性」とのこと。

 

どのような時に痛むか

 

左足に重心をかけるだけで痛い。

 

 

身体所見と施術、経過

 

初回施術

 

《原因》

 

まずは、骨折の疑いがないか検査をして、その可能性は低かったので施術しても良い判断をしました。

熱感と腫れがあるので、炎症が進んでいる状態。

全身の負担を取り除き、炎症部分に栄養が行き渡るようにして早期回復を図ります

痛めたばかりだったので、左膝の曲げ伸ばしの際の防衛反応が強く(こわばり)、少しづつ緩めていくと思ったより早く回復します。

 

《施術内容》

  1. 左膝の動きの回復(防衛反応の緊張を緩める)
  2. 全身の負担を軽減

 

 

 

2回目施術(初回から2日後)

「痛みが半分以下だけど、走るのとジャンプがまだ痛い」

屈伸も難しそうな感じ。

 

《施術内容》

 

1回目施術と同様+全身バランス調整

 

 

3回目の施術(初回から3日後)

 

当日、試合だったので試合前に施術。

なんとか「走れそう」とのこと。

痛みは、最初の痛みを10とすると現在2くらい。

ジャンプ時の痛みが軽減するように施術。

コーチや監督は、3日前の状態から

「今日は試合に出さない」と言われていたが、

あまりの早い回復に周囲が驚き、

「試合に出れました!」

とのことでした。

 

強い打撲やケガの後によくあるのですが、写真のように強い痛みで左足をかばいすぎて、右足に負担がかかっているケースがよくあります。

こういうケガがきっかけで、身体のバランスが崩れる場合もあるので、注意が必要です。

この中学生のケースは、その後右足のケアもして、最短で競技復帰しました。

 

院長のコメント

 

初回来院された際は、相当に痛かったみたいで、まさか3日後の試合に出れるとは思ってなかったようです。

ただ、本人の強い「試合に出たい」気持ちと全身の負担を取り除くことで、左足の炎症が早く回復しました。

ちなみにアイシングや安静などは指導せず、動ける範囲で動くことを指示しました。

それの方が代謝が高まり、早く回復するからです。

ケースバイケースですが、今回の強い打撲の可能性でも3日間で競技復帰できるケースもあります。

ちなみに試合では、全力で走れたそうです。

スポーツ整体 和光