1年以上続く練習後の踵の痛みの症例(女子高バスケ部)

女子高バスケ選手(ウインターカップ出場校)

1年前から練習後の

踵の痛みが

続いている症例です。

来院時は、

まともに歩けない状態で

MAX10として8の

ズキっとした痛みが、

1ヶ月に1回の通院間隔で

4回の施術後ゼロに。

半年後も再発はしていません。

【来院前の状況】

  • 歩くのも痛い
  • 明日の試合はレギュラー争いもあり休みたくない
  • MAX10として8のズキッとした痛み
  • 1年以上前から毎日練習後に痛み

 

【原因は、ジャンプ時の踵からの着地】

ジャンプの着地時、左足の踵から着地していました。

ただし、これは単純に「つま先から着地すればいい」という話ではありません。

腰が無意識に曲がり、背筋が伸びないまま着地するので、結果として踵から着いてしまう。

根本にあったのは、腰と腹筋群の「抜けない緊張」でした。

大事な注意点として——

「つま先で着地して」と形だけ直そうとすると、腰を曲げたまま接地したり、無理に反ってバランスを崩したりして、捻挫が増えたり膝に負担がかかるなど、別のケガのリスクが増えることがあります。

【当院がしたこと】

まず、ジャンプ時の腰やお腹まわりの緊張をリリースしました。

ただ、効果に波があり、良くなったり、突然戻ったりしていました。

3回目に詳しくヒアリングすると、強豪校で激しいスタメン争いの中、毎日の練習から

①点を取る

②パスミスを防ぐ

③状況を判断する

の3点を強く求められていました。

競争の激しい場面で一番の薬は、実は「本来のパフォーマンスを取り戻す」ことです。

毎日、結果を意識しているプレーをしやすくすると、より力が抜けて、痛みも自然に引いていきました。

【変化】

  • 施術2週間後:痛み8 → 両踵3程度の痛みに
  • 前回から1ヶ月後の施術(3回目):左踵2、3の痛み、右踵1の痛み
  • 前回から1ヶ月後の施術(4回目):左だけ3に戻る、右は痛みなし
  • 前回から1ヶ月後の施術(5回目):痛みなし。オフェンス時に本来のパフォーマンス、試合で活躍を発揮されているというご感想
  • その後1、2ヶ月に1回ペースでパフォーマンスや試合前コンディショニングを求めてご来院。踵の痛みは、再発していません。

【結果を求める選手の一番の薬は本来の力を出しやすくすること】

レギュラー争い・スタメン争いなど競争の激しい環境や、常に本気で結果を求めている状況では、「攻めたい・ミスしたくない」の両方がブレーキになり、身体の緊張が強まって、プレー中に力が抜けないことは、よく見られます。

そこ(無意識の防衛反応)を見ずに、ただ「つま先で着地して」と言うだけでは、腰を曲げたまま接地したり無理に反ったりして、かえってケガのリスクが増えます。

選手に合った形で、身体の緊張をどうゆるめていくか——そこが大切なポイントです。

足首の痛みについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

スポーツ整体 和光